減価償却
定額法による減価償却
重要度★★★
頻出度★★★
✅ 固定資産は時間とともに価値が下がります。その目減り分を毎年「減価償却費(費用)」として計上します。
なぜ減価償却が必要か
例:¥300,000のパソコンを購入した年に全額費用にすると、その年だけ費用が大きくなり不公平です。
→ 使用する期間(耐用年数)にわたって均等に費用化するのが減価償却です。
年間減価償却費=取得原価÷耐用年数
帳簿価額の推移(取得原価¥300,000 ÷ 5年)
取得時
1年目
2年目
3年目
4年目
5年目
毎年¥60,000ずつ費用化(減価償却費)
仕訳(間接法)
備品を直接減らすのではなく、備品減価償却累計額(資産のマイナス科目)を使います。
毎年末の減価償却仕訳(300,000÷5年)
| 借方(左) | 金額 | 貸方(右) | 金額 |
|---|---|---|---|
| 減価償却費 | 60000 | 備品減価償却累計額 | 60000 |
貸借対照表上の表示
| 科目 | 1年目末 | 2年目末 | 3年目末 |
|---|---|---|---|
| 備品 | 300,000 | 300,000 | 300,000 |
| 減価償却累計額 | △60,000 | △120,000 | △180,000 |
| 帳簿価額 | 240,000 | 180,000 | 120,000 |
取得原価はB/Sに残り続けます。帳簿価額だけが毎年減っていきます。
試験によく出る
定額法の計算(取得原価÷耐用年数)と間接法の仕訳(減価償却費/備品減価償却累計額)はセットで覚える。
🧠 ミニ問題
Q1. 備品¥600,000、耐用年数6年(定額法)の年間減価償却費は?
Q2. 減価償却の間接法で貸方に来る科目は?
Q3. 取得原価¥400,000、減価償却累計額¥240,000の備品の帳簿価額は?