⏱ 8分 ★★★★☆ 頻出:高

クラウドセキュリティ

責任共有モデルを理解し、クラウド特有のリスクと対策を整理

クラウドの責任は「プロバイダ」と「利用者」で分かれる

クラウドを使う上で最も重要な概念が責任共有モデルです。

クラウド事業者(プロバイダ)がインフラを守り、利用者(ユーザー)がデータや設定を守ります。

「クラウドだから全部業者が守ってくれる」は危険な誤解。試験でも頻出の概念。

クラウドサービスの種類

種類提供するもの
IaaS
Infrastructure as a Service
仮想サーバ・ストレージ・ネットワークAWS EC2, Azure VM
PaaS
Platform as a Service
OS・ミドルウェア含む開発環境Google App Engine
SaaS
Software as a Service
アプリケーション一式Gmail, Salesforce, Slack

責任共有モデル

誰が何を責任を持つか
責任の種類
IaaS
SaaS
データ・設定
👤 利用者
👤 利用者
OS・ミドルウェア
👤 利用者
☁️ 事業者
物理インフラ
☁️ 事業者
☁️ 事業者
SaaSでも「アクセス権設定」「データ管理」は利用者の責任。

クラウド利用時の主なリスク

クラウドセキュリティ対策

✅ IAM(Identity and Access Management)
最小権限の原則でアクセス権を設定。不要な権限を与えない。
✅ MFA(多要素認証)
クラウド管理者アカウントには必ずMFAを設定。
✅ 暗号化
保存データ(at rest)・転送中データ(in transit)の両方を暗号化。
✅ ログ・監査
アクセスログを取得・定期的に確認。異常なアクセスを早期発見。
✅ SLAの確認
可用性(稼働率)・障害時の対応・データ返却条件をSLAで確認。
🧠 確認クイズ
Q1. IaaS・PaaS・SaaSのうち、利用者がOSのセキュリティ管理も担うのは?
Q2. クラウド利用時の「シャドーIT」とは?
Q3. 責任共有モデルで、利用者が常に責任を持つものは?