⏱ 9分 ★★★★★ 頻出:高

フィッシング攻撃

偽メール・偽サイトの流れ・見分け方・SPF/DKIM/DMARCの対策を完全理解

フィッシング=「本物に見せかけた偽サイト・偽メールで情報を騙し取る」

フィッシング(Phishing)とは、銀行・EC・SNSなど実在する組織を装った偽のメール・SMSを送り、偽サイトに誘導してID・パスワード・クレカ番号などを入力させる攻撃です。

技術的な脆弱性でなく「人の心理」を突く攻撃なので、技術対策だけでは防げません。

フィッシングの特徴・見分け方・対策(SPF/DKIM/DMARC)が頻出。SMSフィッシング(スミッシング)も覚えておく。

フィッシング攻撃の流れ

1
攻撃者が「銀行・Amazon・マイクロソフト」などを装った偽メールを大量送信
「アカウントが停止されます」「不正利用を検知しました」など緊急性をあおる
2
メール内のリンクをクリックすると本物そっくりの偽サイトへ誘導
URLが微妙に違う(amaz0n.com, amazon-security.net など)
3
偽サイトでID・パスワード・クレカ番号を入力させる→攻撃者が情報を取得
4
不正ログイン・不正送金・個人情報の悪用が行われる

フィッシングメールの見分け方

⚠️ 差出人のメールアドレスが微妙に違う(@amaz0n.com など)
⚠️ 「今すぐ確認しないとアカウントが停止」などの緊急性をあおる文面
⚠️ リンクのURLが公式サイトと異なる(マウスオーバーで確認)
⚠️ 宛名が「お客様各位」など個人名なし
⚠️ 日本語がぎこちない・文字化けがある

フィッシングの種類

種類特徴
スピアフィッシング特定の個人・組織を狙い、個人情報を使って作った精巧な偽メール
スミッシングSMSを使ったフィッシング(宅配会社・金融機関を装ったSMS)
ビッシング電話(Voice)を使ったフィッシング(サポートセンターを装った詐欺電話)
ファーミングDNSを汚染して正規URLを入力しても偽サイトへ誘導する手法

技術的な対策(SPF・DKIM・DMARC)

SPF(Sender Policy Framework)
そのドメインからメールを送ってよいサーバのIPアドレスをDNSに登録。
受信側が送信元IPを照合し、不正なサーバからのメールを弾く。
DKIM(DomainKeys Identified Mail)
送信者がメールに電子署名を付加し、受信者が公開鍵で検証。
メールの改ざん検知と送信元の正当性確認ができる。
DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance)
SPF・DKIM両方の検証結果に基づき、認証失敗メールをどう処理するか(拒否・隔離・許可)をDNSに設定。
フィッシングメール対策の集大成。
SPF・DKIM・DMARCの役割の違いが頻出。「SPF=送信元IPの検証」「DKIM=署名による改ざん検知」「DMARC=両方の結果に基づく処理ポリシー」
🧠 確認クイズ
Q1. スミッシングの説明として正しいのは?
Q2. SPF(Sender Policy Framework)の目的として正しいのは?
Q3. フィッシングメールの特徴として最も適切なのはどれか?