幻想タロット占い
— 制作の想いと、22枚の使い方
なぜ地方のパパエンジニアがタロット占いアプリを作ったのか。その理由と、ツールの楽しみ方を余すことなくお伝えします。
なぜ、エンジニアがタロットを作ったのか
妻がタロットカードを持っていました。
子どもが生まれてから、妻は育児の合間に一人でカードを並べて「今日の自分に向き合う時間」を作るようになりました。 でも78枚のカードを広げるのは場所もとるし、子どもが起きれば片付けなければならない。 そんな姿を見て、「スマホで、いつでも、静かに使えるタロットが作れないか」と思ったのが始まりです。
私はいわゆる「スピリチュアル」を信じているエンジニアではありません。 でも、タロットが人を助ける仕組みはわかります——それは「問い」を立てること、そして「今の気持ちを整理すること」の道具だと。 カードが未来を決めるのではなく、カードが「今の自分に問いかける鏡」になる。 そういうツールを、できるだけ美しく、静かに作りたかった。
PocketPortalは地方のパパエンジニアが一人で作っているサイトです。 コードと育児と家事の合間に、少しずつ積み上げてきたツール群の中でも、このタロット占いは特に愛着があります。 使うたびに妻が「あ、これ出た」と笑顔になる姿を見てきたから。
タロットカードとは何か
タロットの起源は15世紀イタリアまで遡ります。当初はカードゲームとして使われていましたが、 18世紀以降にヨーロッパの神秘主義者たちが占いの道具として発展させていきました。 現代では世界中でセルフケアやジャーナリングのツールとして広く使われています。
タロットデッキは通常78枚で構成されます。
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大
大アルカナ(22枚)
「愚者(0)」から「世界(21)」までの22枚。人生の大きな流れや本質的なテーマを示します。このツールで使用するのはこの22枚です。
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小
小アルカナ(56枚)
ワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4スート、各14枚。日常の出来事や具体的な状況を示します。
大アルカナに絞ったのは意図的な設計です。 初めてタロットに触れる方でも「このカードは何を意味するのか」を直感的に受け取れるよう、 象徴的な意味が強く、ビジュアルで語れるカードだけを使いました。
大アルカナ22枚と、そのエッセンス
各カードが持つ核心的なメッセージをまとめます。正位置・逆位置を含め、解釈は状況によって変わりますが、まずはカードの「雰囲気」をつかんでみてください。
ワンオラクルとスリーカードの使い方
このツールでは2つのスプレッド(カードの引き方)に対応しています。
🃏 ワンオラクル(1枚引き)
1枚だけ引くシンプルな方法。「今日の一言」「今の自分に必要なこと」など、シンプルな問いに最適です。 朝の習慣にするのもおすすめ。毎日1枚引いて、その日1日のテーマとして持ち歩くと、夜に振り返るきっかけになります。
🃏🃏🃏 スリーカード(3枚引き)
「過去・現在・未来」または「状況・障害・アドバイス」の3軸で読むスプレッド。 悩み事を整理したいときに向いています。3枚の流れを見ながら、自分の気持ちのどこかに引っかかりを感じたら、そこが本質です。
より深く楽しむコツ
- 1 問いを言語化する。「仕事のあれこれ」ではなく「転職を考えているが今踏み出すべきか」と具体的に設定すると、カードのメッセージが刺さりやすくなります。
- 2 最初の直感を大切に。カードを見たとき、最初に浮かんだ感情・言葉・イメージを手帳に書いてみてください。説明文よりもそちらがあなたへのメッセージです。
- 3 結果に縛られない。タロットは「決定」ではなく「問い直し」のツールです。気に入らない結果が出たなら、「なぜ気に入らいのか」を探ることが本当の答えです。
UIデザインに込めた想い
カードをシャッフルするアニメーション、暗い背景、金色のテキスト——これらはすべて意図的に設計しました。 タロット占いは「場の空気」が大切だと感じています。 日常のブラウザでも、少しだけ「非日常の時間」に入れるようなUXを目指しました。
シャッフル後にカードが広がるとき、あなたの目がどこへ向かうか——それ自体がすでに「引き寄せ」です。 直感に従ってカードを選んでください。
今後、スリーカードのさらに細かい解釈や、テーマ別スプレッドへの対応も検討しています。 フィードバックはPocketPortalのトップページからどうぞ。